体感したBLUE COREエンジン
BLUE CORE(ブルーコア) SOHC4バルブエンジン
最近NMAX 155ccを所有し、いくつか気になったことがあったので記載してみようと思います。
私の中でこのクラスの比較対象はPCXですが、この加速の良さはYAMAHAのマックスシリーズのDNAをしっかり引き継いでいると感じています。
低速域では力強いトルクを発生し、高回転での伸びやかなパワーをもたらすBLUE CORE(ブルーコア)。カタログスペックでは、6000回転をピークに可変バルブ機構が働くSOHC4バルブエンジン。
実際にその通りのマシンなのかな?と思いつつ初代モデルの発売からはもう2年以上が経過しています。今回ABSモデルの登場により購入に至りましたが、正直、所有する楽しさや隠された可能性の大きさを感じているところです。
点灯した警告灯
まだ慣らし運転中なのに
通勤に用いているNMAXですが、帰宅途中に警告灯が点灯。この警告灯の点灯表示は、この状況では確認が難しく一旦自宅に帰宅となりました。
確かなことは警告灯の点灯は走行が可能ですが、点滅状態になると走行が不能になります。
新車購入直後に
メーカー保証期間中
週末の日曜日、数十年前の職場にNMAXを持ち込みYDT(ヤマハダイアグノスティックツール)をつなぎます。
今回、YDTのデーター計測によりわかったことは、主に吸気関係の燃焼室に空気を送り込むISC(アイドルスピードコントロール)の噴射装置の不具合から警告灯の点灯という結果になりました。
幸いISCも問題なく、故障履歴をデリートして完了致しました。
再び警告灯の点灯が
再度点灯
数日経過後に、再度点灯したため再びYDTツールを使用。あまり詳細は伝えられませんが、今回はバッテリーのターミナルと通常電圧、それにスパークプラグを点検し故障履歴を削除。
私のNMAXだけなぜ?とは思いたくありませんが、もし同様の状況の方がいらしたらヤマハ店でのYDTツール活用も1つの手段だと思います。
エラーコード
参考までに
一部のエラーコードですが、参考になればと思い記載致します。
エラーコード44 EEPROM故障コードナンバー
EEPROMへのデータ読み出し、または書き込み中においてエラーが検出されました。YDT診断後の対応としては、ECU(エンジンコントロールユニット)の交換になる可能性もあります。
エラーコード61 ISC アイドルスピードコントロールの断線またはショートが検出された
ISCユニット作動不良の場合、アイドルスピードコントロールユニットとスロットルボディの清掃、ECUが不良の場合はユニットでの交換になります。
エラーコード 84 VVAソレノイドの断線またはショート検出
まとめ
まだまだこれからのNMAX
まだ所有してから数か月。これから少しでもメンテナンス作業に役立つ情報をブログに掲載していこうと思います。
電子制御化が進むバイクにおいては、以前のようにアナログ的なメンテナンス方法からユニット丸ごと交換等、整備方法も変化が起きています。
そんな流れの中で情報を主体にお役に立てればと考えています。