生活保護の支給額、いったいいくらもらえるのでしょうか?

 

最低生活費から導き出される生活保護支給額
 生活が困窮し、貯金やマイホーム、株といった資産もなく世帯の収入が最低生活費以下の場合は、生活保護の条件を満たし生活保護を受給することができます。生活保護支給額を算出する上で基準となる最低生活費とはどういうものなのでしょうか?

 

 最低生活費とは最低限生活できる状況での金額をさし、世帯の給料もしくは年金などの公的扶助を含めてもこの最低生活費に届かないときがあります。この届かなかった分が生活保護費として支給の対象となります。

 

最低生活費-収入(世帯全体)=生活保護費
生活保護費=最低生活費―収入(世帯全体)

 

 あえて算出しやすいように同じものを2種類表記しています。
具体例として計算をしてみましょう。

 

 Aさん、最低生活費として15万円は必要です。給料は8万円です。
計算式は

 

15万円-8万円=7万円 (最低生活費-収入(世帯全体)=生活保護費)
7万円=15万円-8万円 (生活保護費=最低生活費―収入(世帯全体))

実際には、最低生活費の算出方法には下記の各扶助を世帯構成内容に照らし合わせ、基準額を導き出します。
・生活扶助  ・教育扶助  ・住宅扶助  ・医療扶助
・介護扶助  ・出産扶助  ・生業扶助  ・葬祭扶助

 一律に生活保護費がきめられない点として、住居地域や世帯構成人数それに構成員の年齢など条件が異なるからです。

 


エリア別、各構成員別で算出してみました

20−40歳までの夫婦2人と小学生の子供1人の場合

北海道札幌市生活保護費 202040 円      
(生活扶助基準額146040 円+児童養育加算10000 円+住宅扶助基準額46000 円)

 

東京都23区生活保護費 232720 円      
(生活扶助基準額152920円+児童養育加算10000 円+住宅扶助基準額69800 円)

 

大阪府大阪市生活保護費 214920 円     
(生活扶助基準額152920 円+児童養育加算10000 円+住宅扶助基準額52000 円)

 

沖縄県那覇市生活保護費 191440 円     
(生活扶助基準額139640 円+児童養育加算10000 円+住宅扶助基準額41800 円)

 

母子家庭、20−40歳までの母親、小学生の子供2人の場合

北海道札幌市生活保護費 234210 円     
(生活扶助基準額141830 円,母子加算26380 円,児童養育加算20000 円,住宅扶助基準額46000 円)

 ※厚生労働省の生活保護算出基準より算出しました。実際の支給金額と異なる場合があります。ご了承下さい

 

保護の申請をしたら
 生活保護の申請をすると、生活保護の決定のための生活状況などを把握するための実地調査(家庭訪問等)が行われます。

調査項目として、預貯金、保険、不動産等の資産調査。
扶養義務者による扶養(仕送り等の援助)の可否の調査。
年金等の社会保障給付、就労収入等の調査。
就労の可能性の調査。

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