ゴキブリ対策,駆除,退治

毎年出現する黒い物体!

 あの黒く、てかてか光る、すばしっこいゴキブリ。ホウ酸団子やホイホイを置いても出没。なんとか効果的な対策はないのでしょうか?今日はそんなゴキブリの生態や種類、駆除方法を調べてみようと思います。

 

意外と知らない進入路
 ゴキブリの発生場所をなるべく抑えましょう。特性として暗くて、狭くて、ジメジメしたところが大好きです。高温多湿の環境を好むことからトイレ・排水口・下水道・台所を主に動き回り、台所の引出しや流し台、冷蔵庫の裏や電化製品の中にも巣をつくり卵を生みます。

 

 注意したいのはゴキブリの侵入経路です。夏になるとフル稼働のエアコンのドレンホース(排水ホース)から小型のゴキブリや幼虫が入ってくることもあります。ドレンホースだけでなく、エアコン用の冷媒管を通すための壁に開けた穴からも、隙間があれば進入の可能性があります。通常は、白い粘土や専用のカバーでおおわれていますが粘土割れや樹脂カバーも割れ等がないか確認するのも良いでしょう。

 

 また洗面台や台所キッチンの排水管も対象となります。排水管を通すために開く穴のわずかなすき間から、また排水管の中からもその危険性はあります。(ただしS字配管は、内部に水が溜まっており可能性は低いです)

 

恐るべき生命力
 ゴキブリにとり髪の毛や埃もエサとなります。実験の結果報告では、チャバネゴキブリは水のみでの生存期間約40−45日間で、ワモンゴキブリに関しては水だけで約3か月間という結果もあります。水も餌も与えない状況ではチャバネゴキブリは約10-15日、ワモンゴキブリになると約1か月以上という驚異的な日数を記録しています。(オスが30日間、メスが40日間程です。)
 実際にエサのない環境下では、強靭な咬合力を活かし共食いが始まります。ゴキブリは死骸になっても体内にある卵が孵ります。飢餓に強い昆虫の1つといえるでしょう。

 

驚異的生命力の秘密
 信じられない生存力の秘密は、体内の『脂肪体』にあります。脂肪細胞と菌細胞からなる脂肪体が、体内に豊富にあることがあげられます。脂肪細胞の主な働きは、エネルギー源としてブドウ糖からグリコーゲンを作成すること。もう1つの菌細胞ではバクテリアが共生し、各種アミノ酸が生合成されています。これらの脂肪体により驚異的な生存力を持ち続けているんですね。

 

繁殖力のすごさ
 民家や外でも見かけるクロゴキブリの1卵鞘中の卵数は22〜30個です。一生涯に15〜20回は産卵し、累計500個前後と推定されます。1匹のメスがこんなにも!害虫や天敵の少ない屋内の環境下を想定すると驚異的な繁殖力と言わざるを得ません。計算上では生まれた子供がさらに....考えたくありませんね。

 

 さらに繁殖について調べていくと、ワモンゴキブリのメスが3匹以上いたケースにおいてオスと交尾をすることなく、メスだけで遺伝的に似た子どもを産む「単為生殖」が報告されています。オスのいない状況下でメスだけでも繁殖ができたということです。

 

 繁殖力についての驚きはまだあります。メスはオスとのたった1回の交尾で、一生分の産卵をすることが可能な点です。これはどのゴキブリにも共通した特徴で、昆虫の世界においては一般的なことのようです。交尾によりメスの体内に注入された精子がいったん受精嚢に蓄えられ、産卵の直前に精子を小出しにすることにより受精します。

 

ゴキブリの好き嫌い

 匂いに誘われて外からやってくるゴキブリ。食べ物では「玉ねぎ」、「じゃがいも」、調味料では「油」、「砂糖」を好みます。食べ物以外では「石鹸」も食べます。逆にハッカ、クミン、オレガノ、ペパーミントは嫌いな匂いとなっています。

 

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