CJ44A、CJ45A,CJ46Aの自己診断方法

スカイウェイブ 250 
 スカイウェイブ250 3代目以降に共通するエラーコードの自己診断方法について記載しようと思います。

 

 もう10年以上も前に、バイク御三家とも称されたマジェスティ、フォルツァそしてスズキのスカイウェイブ。

 

 月間や年間の販社での販売台数でも上位2ブランドに食い入ることはできませんでしたが、個人的にはCJ44A、CJ45A,CJ46Aの曲面的でもあり継続性を感じるヘッドライトやテールランプまわりのデザインは嫌いではなかったです。

 

 むしろ3次元の立体的なエクステリアに見事な処理の仕方だなあと関心したものでした。


スカイウェイブ自己診断のメリット

不具合個所の目安に
 では、この自己診断による内容とはどのような事なのでしょうか?

 

 具体的には、故障と疑われるセンサーや不具合場所の特定、さらには制御モーターやCVT変速比不一致などの高度な警告も促してくれます。

 

 修理をする側にとっては、このエラーコードにより車体を形成する多くのパーツ内での特定、それに関連する要因を察することが可能になります。

 

 でも実際には、単発ではなく複数のエラーコードが順次表示されることもあります。いくつかのエラー表示であればメモしておいてください。

 

 所有者にとってはこの警告コードから、故障箇所のパーツ費用や概算での修理費用、なによりもバイク屋さんに相談する時のキーワードとして活用できると思います。

 

 メーカーに個人でのパーツ発注もできるので、目安とするのも良いかもしれません。


一部のエラーコードを載せています

 

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 スカイウェイブのサービスマニュアルには、すべてのエラーコードの記載と組み立て相関図、それに各トルク数値などの表記があります。

 

 その一部になりますがメンテナンス作業の手助けになれば幸いです。

 

一部のエラーコード

エラーコード C00 各センサ良好!
 常時、この良好な状態を維持してくださいね

 

エラーコード C12:クラクシャフトポジションセンサ

エラーコード C13:吸気圧センサ

エラーコード C14:スロットルポジションセンサ

エラーコード C15:水温センサ

エラーコード C16:スピードセンサ

 

 

エラーコード C21:吸気温センサ

エラーコード C23:フューエルカットセンサ

エラーコード C24:イグニッションコイル

エラーコード C28:セカンダリスロットルバルブアクチュエータ

エラーコード C29:セカンダリスロットルポジションセンサ

 

 

エラーコード C32:フューエルインジェクタ

 

 

エラーコード C40:IACバルブ

エラーコード C41:フューエルポンプリレー

エラーコード C42:イグニッションスイッチ

エラーコード C44:O2センサ

 

 

エラーコード C51:CVT制御モーター、PPS、コード、カプラ接続当のチェック

エラーコード C58:CVT変速比不一致

自己診断のための短絡方法について

簡易的な流れを表記します。

1.スカイウェイブのスピードメーターの下部、銀色のカバープレートを外します。

 

 

 

 

 

 

2.プレートが外れ、右側に黒いゴムのカバー付き6Pのカプラーがあります。

 

 

 

 

 

 

 

3.このカプラが、チェックカプラになります。

 

 

 

 

4.このカプラの、(白/赤)と(黒/白)を短絡(ショート)させます。

 

 短絡は不要な電線1本を用意し、(白/赤)と(黒/白)につなげて下さい。

 

 

 

5.接続の完了後にイグニッションをON状態に。

 

 

6.するとスピードメーターとタコメーターの間の液晶表示に自己診断の結果が表示されます。

 

7.画像では(C23)が表示されています。
エラーコード C23:フューエルカットセンサを感知しています。

 

8.自己診断結果は今回のようにC23のみのエラー検出でしたが、車両の状態によってはいくつかの診断結果をお知らせします。
複数のエラー検出時には、数値の低いエラーコードから表示されます。

 

フュエルカットセンサーとは?

 参考までに、フュエルカットセンサーは傾斜センサーの意味です。実はバイクメーカーごとに名称の相違もあり、スズキはこのフュエルカットセンサー。ヤマハでは傾斜角センサー、ホンダのバンクアングルセンサーです。

 

 通常のバンク角度から、さらに傾きの状況を察知した場合にフュエルカットセンサーが自動でエンジンを停止させる信号を送ります。

 

通常の対処方法 C23:フューエルカットセンサの診断結果から、カプラにテスターを接続しイグニッションをON状態に。
 カプラ側2か所の電圧を測定します。

 

 車体の傾斜時の電圧と、フューエルカットをブラケットから外し水平レベルから左右に65°以上傾斜させた時との2つを調べます。
3.7Vから4.4Vの基準値に対しての電圧を調べます。

 

 計測の結果が問題なしであれば、ワイヤーの断線やアースショートそれにECMカプラの接続不良。これでも異常の発見に至らなければ、FIコントロールユニット(ECM)のチェック。
というながれになります。


補足について

短期間所有のCJ44A
 短期間所有したCJ44Aは、チェックランプが点灯したと思えば翌日には消えていたり。

 

 当時の記憶では、症状が出ていないときはチェックランプが点灯せず、なおかつ自己判断モードが活用出来なかったことがありました。

 

 このCJ44Aには、過去の故障データーの履歴がECUに記録として残っていなかったようです。

 

 私の中では、チェックランプが点灯した時にメンテナンス作業を行った経緯がありました。


まとめ

問題解決へのきっかけに
 CJ44A、CJ45A,CJ46A共通の自己診断方法でしたが、参考になりましたでしょうか?

 

 バイクをメンテナンスする上では専門工具やツールが必要になりますが、事前の知識として少しでも所有するバイクに役に立てばと思います。

 

 問題解決へのきっかけになれば幸いです。

 

 

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