生活保護支給額、いくら貰えるの？

 

最低生活費から導き出される生活保護支給額
　生活が困窮し、貯金やマイホーム、株といった資産もなく世帯の収入が最低生活費以下の場合は、生活保護の条件を満たし生活保護を受給することができます。生活保護支給額を算出する上で基準となる最低生活費とはどういうものなのでしょうか？

 

　最低生活費とは最低限生活できる状況での金額をさし、世帯の給料もしくは年金などの公的扶助を含めてもこの最低生活費に届かないときがあります。この届かなかった分が生活保護費として支給の対象となります。

 

 

　あえて算出しやすいように同じものを2種類表記しています。
具体例として計算をしてみましょう。

 

　Aさん、最低生活費として１５万円は必要です。給料は8万円です。
計算式は

 

　一律に生活保護費がきめられない点として、住居地域や世帯構成人数それに構成員の年齢など条件が異なるからです。

 

 

 

２０−４０歳までの夫婦２人と小学生の子供１人の場合

 

母子家庭、２０−４０歳までの母親、小学生の子供２人の場合

　※厚生労働省の生活保護算出基準より算出しました。実際の支給金額と異なる場合があります。ご了承下さい

 

保護の申請をしたら
　生活保護の申請をすると、生活保護の決定のための生活状況などを把握するための実地調査（家庭訪問等）が行われます。