実は在日韓国人
日本有数の起業家であり、また投資家としても有名な孫正義氏。
経営者として批判にさらされることも多い孫氏ですが、彼が育て上げたソフトバンクグループはいまや国内トップクラスの売り上げを誇る巨大企業となっています。
ソフトバンクの孫正義社長は、実は在日韓国人という生い立ちから、幼少期から差別に苦んできました。
幼稚園の頃には、日本人の子供から「朝鮮人!」とののしられ、投げつけられた石で頭から血を流すこともあったそうです。
幼少時代から、在日韓国人であることを理由に差別に苦しんできた孫氏について調べてみようと思います。
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【孫正義】情報収集こそ最強な話 ソフトバンクを生んだ秘話|成るべくして成れ
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16歳でアメリカに渡るまでは安本正義
孫正義少年は1957年、佐賀県鳥栖市の集落で、安本家の次男として生誕。16歳でアメリカへ渡航するまでは安本正義でした。
日本に戻った孫氏には、親戚一同が使っている「安本」という日本の名字に加え、先祖代々の「孫」という名字の2つの選択肢がありました。
米国に留学するまでは「安本」姓を名乗っていましたが、実は帰国後に、孫を名乗ることを選択したのです。通名は安本、パスポート及び外国人登緑証の本名には、孫正義。
あんぽん
「あんぽん」とは、在日韓国人であった孫正義が、以前名乗っていた日本人名「安本(やすもと)」を音読みしたもので、幼少時「あんぽん」と揶揄されていたのです。
朝鮮人差別をうけ、石を投げつけられたこともありました。その時の傷が孫正義の頭には今も残っているそうです。
在日のハンディキャップ
小さい頃から周囲の人から、何だ在日だったのか!在日韓国人だったのか!
おまえはキムチ組か!
しかし孫正義は、孫という名字を親戚一同の中で初めて使用したのです。もちろん親戚からは猛反対されました。小さな社会の中で名前を隠して生きているんだから。
「おまえが親戚として1人そうやって孫と名乗ったら、俺らまで全部ばれる」。
俺は小学生、中学生の時に自殺したいぐらい悩んだんだ。本気で自殺しようかと思ったぐらい悩んだ。それぐらい差別、人間に対する差別というのは、つらいものがある
起業家としての原動力
国内トップクラスの経営者でありながら、大きく評価が分かれる孫正義氏。過去において、Yahoo!BBによって日本のインターネット普及や、スマートフォンの普及に尽力した功績も見逃せません。
東日本大震災の復興事業の際には約100億円もの寄付を行い、また10億円の出資による自然エネルギー財団も立ち上げています。ソーラー発電によるクリーンエネルギーシステムの流れを変えたのも孫氏による影響が少なくありません。
孫氏は「成功事例をジャパニーズドリーム、ジャパニーズヒーローだと褒めたたえるような社会にすることが一番大切だと思う」と語っている。彼自身のとても辛かった体験が、起業家としての原動力になっているのは間違いないでしょう。
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