2019年の敬老の日は?
今年の敬老の日は9月16日(月)で国民の祝日として制定され、毎年9月の第3月曜日と決められています。2002年までは9月15日でしたが、ハッピーマンデー制により現在のように推移しています。ちなみにアメリカ合衆国では、9月の第1月曜日の次の日曜日がNational Grandparents Day(祖父母の日)とされています。
また国民の祝日に関する法律(祝日法、昭和23年7月20日法律第178号)第2条から引用すると、多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝うことを主な趣旨としています。同様の内容としては、老人福祉法により制定された老人の日(9月15日)や、老人週間(9月15日より1週間)があります。
敬老の日の由来は?
昭和23年(1948年)に祝日法として制定されたのがはじまりですが、9月15日の由来は593年に聖徳太子が仏典の慈悲の思想にもとづいて、孤児や貧窮者などを収容するために造られた救護施設「悲田院」といわれています。しかし確証がなく、723年(養老7)奈良の興福寺に施薬院(せやくいん)とともに設けられたのが初見とされています。
さらに調べてみると、1947年(昭和22年)9月15日に野間谷村の門脇政夫村長が「老人を大切にし、年寄りの知恵を借りて村作りをしよう」という趣旨から村主催の「敬老会」を開催したのが「敬老の日」の始まりであるともされています。
高齢者の定義はどうなっているの?
ご高齢のおじいちゃん、おばあちゃん。実際の高齢者は何歳からをそう呼ぶのでしょうか?世界保健機関(WHO)などでは65歳以上を高齢者としています。65歳以上74歳までを前期高齢者とし、75歳以上84歳までは後期高齢者、そして85歳以上に関しては末期高齢者と位置付けられています。
喜んでもらうために!
心のこもったメッセージはどうでしょうか?いくつかの文例を記載してみました。気になる文面があればぜひ候補に挙げてみてください。
:敬老の日おめでとうございます。いつまでも私たち夫婦のよきお手本として、お元気で長生きしてください。
:敬老の佳き日に、__様ご夫婦のご長寿をお祝い申しあげます。いつまでもご壮健であられますよう、心よりお祈りいたしております。
:お父さん、お母さん、いつもありがとうございます。普段口に出しては言えないけど、この年になって親のありがたさを身にしみて感じています。敬老の日おめでとう。いつまでも元気で長生きしてください。
:敬老の日に親のありがたみを痛感しています。感謝しています。父さん母さん、いつまでも元気でいてください。
お祝いプレゼントは何がいいの?
定番のお花やグルメ・スイーツなどの贈り物があげられます。でも本当に嬉しいのは、敬老の日に送ってもらえる気持ちだと思います。あえてプレゼントを選ぶとすればおじいちゃん・おばあちゃんそれぞれも別々も良いかもしれません。過去の統計アンケート調査でも、ランキング上位に占める商品の相違が見受けられます。
アンケート調査報告結果として
おじいちゃんの希望商品の1位は「お酒」、2位に「洋服や装飾品」、3位に「商品券・ビール券」などの金券があります。
おばあちゃんは1位が「花」、2位が「その他」、3位に「洋服や装飾品」となっていました。 逆に、食品においては嗜好に合わない食べものや賞味期限が近い等もあり注意が必要です。
おじいちゃん・おばあちゃんの趣味や、健康の為にしていることも贈り物の対象とすることもいいと思います。具定的には、日帰り温泉の回数券や行きつけの整体・マッサージの回数券も良いでしょう。ゴルフをされるおじいちゃんであれば、打ちっ放しのお得な回数券も候補にあげて下さいね。ご趣味を継続されていれば、それに関わるものをご検討するのが一番かもしれません。
定番の健康グッズも見逃せません。
敬老の日のまとめ
毎年の贈り物にどうしようと悩む人が多いと思います。残暑などの熱中症対策(塩分計、体組成計、熱中症計、活動量計など)やこの先の冬に向けた(足温器や腰痛対策グッズ)も考えてもよいかもしれません。なによりも直接聞けるのであれば、相談しながら購入を検討するのも良い案でしょう。ちょっとしたきっかけから希望する商品を提案できれば最高ですね。