YAMAHAのPRビデオ
基本的な紹介VTRですね。
魅力の外観デザイン!
バイクを選ぶことの1つに、顔つきや全体的なデザイン性があげられます。
なかでもNMAXは、希望するボディ色とともにスポーツバイクを連想させるアルミフレーム状のシルバーのカラーリング。
前後13インチのワイドなタイヤも全体的に低重心に見せていると思います。
スタイリングの特徴であるウエッジシェイプやスクリーンの低さ、TMAX、XMAXから見たプレミアム・コンパクトのNMAX。
そんなNMAXの毅然たる装備の1つがホイールロックを抑止するABSです。
実際に予期せぬ飛び出しや、雨の日での急ブレーキの経験者として、 ABS作動時のブレーキフルードを戻す脈動、レバーを押し戻す信頼性は体験した者でしか伝えられないと思いました。
230mm径前後Wディスクブレーキも、NMAXの加速や最高速度などのポテンシャルを考えれば当然の装備の1つでしょう。
NMAX 試乗会 & 技術講習会!
YAMAHAの特約店や販売店向けに開催される試乗会&技術講習会というものがあります。
私も過去に幾度となく参加していました。
この講習会により、対象となるライバルメーカーの同じ排気量車種に対する優位性やアピールポイント、セールス上の留意点などを身に付けることが出来ます。
社外秘的な内容を含んでいるのはもちろんのこと、金額面での比較対象内容までブリーフィングを受けることも可能でした。
進行形で言えば、NMAXの対抗馬であるPCXへの優位性の1つにフレーム剛性の高さがあげられるでしょう。足まわりの安定性の高さも、個人的に感じています。
選定基準に1つ
好きなバイクの選定基準の1つ、加速の良さ。
所有するマジェスティよりも、過去に乗り続けたフォルツァよりもNMAXは加速がいいと思います。
あの、信号が青に変った時に他車よりも一歩前に出る感覚がNMAXには兼ね備えていると言えます。
人によって加速フィールも、アクセルワークも相違があるでしょう。でも直感から感じる加速のGがPCXにもNMAXにも共通する点だと思います。
私は運よく、茨木県のつくば市にあります4輪車での走行会のついでにNMAXを走らす機会がありましたが、直線のストレートで105〜108kmをマークするポテンシャルには驚きです。
当然ながら、サーキットだけの走行でオイル交換を実地しています。
さらに感じる点としては、アイドリングストップを備えず50.5km/L(カタログスペック)の燃料消費率には驚きです。
これだけは言えます!
NMAX所有者であれば恐らく感じる事でしょう。
まず、ヘッドライトの照射範囲(照射角)が狭く、他車に比べて暗いと思います。夜間にRのきいたコーナーからの照射角度は、前方の視野を充分に照らしていないと感じます。
また車体剛性の優先により、24リットルの容量を持つシート下トランクは、メーカーによってはフルフェイスが収まりきらないものもあります。ひっくり返せば入ります。
サスのレスポンスか、ハンドルへの振動がPCXより強く、街乗りや路面の荒れたところでは突き上げ感が強いと思います。
さらに、6.6リットルの燃料タンク容量は少ないでしょう。PCXは燃料タンクの大型化(5.9Lから8.0Lへ)に変更されています。
細かい装備面においては、DCソケットがないのはかなり不便です。USB等装備が標準でなく、個人で後付けされている人も多いのではないでしょうか?
対抗馬PCX?
PCXにするべきか、NMAXか迷っている方も多いと思いますが、両方のバイクを実際に乗ってみるとそれぞれの取り回しの良さやウィークポイントも見えてくると思います。
スマートキーや電源確保、燃費の良さであれば前車を、ABSや前後ディスクブレーキなど走行・安全性能面では後車を選択肢とするのも良いでしょう。
また、それぞれメーカーへの思い入れやエンジンの信頼性、普段利用しているバイクショップとの関係なども考慮、納得の上で選びたいものです。
どちらの車種も、魅力的なパーツもありカスタムする楽しさを得られるでしょう。