インフィニティQX60 モノグラフ
アリアやフェアレディZなど新型車で盛り上がる日産ですが、2020年9月25日に発表された「QX60 Monograph(モノグラフ)」は新型3列SUVのコンセプトカーとして発表!
存在感あふれるフロントグリルやエアインテークには日本の折り紙からの着想、それによりデザインされたインナーメッシュを採用しています。
日本の独特の美的感覚である間(ま)の要素を取り入れることで、過剰な凹凸や装飾を施すことなく、必要最小限の要素により調和のとれたデザインで構成されています。
さらにパノラマルーフの幾何学的なモチーフも、絹の着物のひだや日本の現代建築の構造からインスピレーションを受け取り入れたとのこと。
今回はQX60 Monograph(モノグラフ)について調べてみようと思います。
2020年北京モーターショー
QX60 Monographは、2020年北京モーターショーのインフィニティ・ブースと横浜の日産グローバル本社ギャラリー公開予定となっています。
横浜での展示は9月25日(金)から10月4日(日)までとなり、他にもインフィニティ車3台が展示されます。なおQX60 Monographの日本への導入は残念ながら現時点では未定です。正式な新型QX60の導入に関しては、来年2021年に正式に発表される予定となっています。
北京モーターショーは4月に開催される予定でしたが、新型コロナの影響で延期。新型コロナウイルスの感染拡大後としては世界最大規模のモーターショーが始まりました。北京モーターショー2020 (Auto China 2020)2020年9月26日から10月5日まで開催されます。
インフィニティ 新型 QX60 モノグラフ 実車動画
日産自動車は『新型インフィニティQX60』の姿を示唆するコンセプトモデル『QX60 Monograph(モノグラフ)』を発表しました。
初代GT-R(前期PGC10型・後期KPGC10型)からの系譜
未来の「QX60」の方向性
日産のグローバルデザイン担当専務執行役員であるアルフォンソ・アルバイサ氏は「私たちは、未来の「QX60」の方向性や、さらにはブランドとしてのデザインランゲージがどこへ向かおうとしているかについて、議論を始める格好のチャンスだと考えて、Monographのデザインに着手した経緯を説明されています。
またこのモデルを作る際、彫刻的・建築的な観点から、『QX60』の今までのイメージを変革したいと考察。重心を上げ、ボンネットまで続く力強い直線的なショルダーライン、特徴的な高いグリル、前後がより長く見えるキャビンを実現し、力強く圧倒的な存在感が出るように。
『QX60 Monograph』には、日本の間(ま)という考え方を取り入れています。必要最小限の要素で調和を目指す考え方をさし、明確な意味を備えた要素を過不足なく付け加えることで、特別なものを生み出します。
例えばボディは、一見するとシンプルですが、よく観察すると様々な要素が互いに拮抗しながらある種の調和をもたらしています」と説明されています。
広々としたパッケージング
現在の「QX60」はファミリー層に人気があり、広々としたパッケージングと快適な3列シートを持ったSUVとなっています。
これに対して「QX60モノグラフ」では、より空力性能の高い力強いシルエットとなり、モデル変革したいというインフィニティの思いが強く反映されているようです。
デザイン性に対しては個々の好き嫌いに分かれますが、先進的な技術と日本的なデザインとの融合されたQX60 Monographを実車としてみたいのは確かです。
継続的に情報を更新していこうと思います。