カナダと米国での販売
そう、もう見ての通りのフォルツァMF06です。日本のみならず海外でも販売されていました。
アメリカとカナダではリフレックス(Reflex)という車名にて、2001年から2007年まで販売されました。
当初のラインアップは、ABSシステム(NSS250A)と、システム無し(NSS250)の2種類だけでした。
さらに2004年にはReflexのスポーツバージョン(NSS250S)とABS付きの(NSS250SA)が追加になりました。
ホンダヘリックス(CN250)
ホンダのリフレックス(日本名フォルツァMF06)よりも先にラインナップされていたヘリックス(CN250)。
1986年に北米とカナダに導入された当時、どのバイクより長くしかも低いプロポーションは多くの人にインスピレーションを与え、とても画期的なデザインでした。
しかしカナダでは僅か1年でそのラインナップから姿を消しています。ちなみに日本名はフュージョン。
ヤマハ、モーファス(CP250)
北米市場で2006年から販売していたYAMAHA,モーファス(CP250)日本名:マグザムは前年の2005年にコンセプトカーとして出品。
翌年からリリースされましたが、実際には3年間という短期間で販売で終了。カナダではわずか1年(2007年)となっていたようです。
アメリカのバイク雑誌のいくつかで、過去のフュージョンでの販売不振に続き、このマグザムでも不評という現実は北米市場で2回嫌われたというエピソードを目にしました。
フュージョン同様にトランクを完備し、デジタルタコメーターもセットアップ。この長くて低いというコンセプトは、当時はまだ未来的でとてもニッチなスクーターだったのかもしれません。
ホンダスクーター最後のキャブ車
まだ現役で走行していますが、パーキングブレーキの固着やブレーキやアクセルワイヤーのメンテナンス、ABSセンサーのチェック等、定期的な確認事項も数多くあると思います。
しかしこのスポーティーな顔つきからビッグスクーターに切り替えたユーザーも数多くいるようです。
現在では標準装備ですが、北米市場での販売スタート時のレスポンスとして、リフレックスの各種メーター(速度、タコメーター、クーラント温度、燃料用)の4つのアナログゲージは充分すぎるほどの情報を提供してくれると高評価だったようです。