Vベルト交換後は
SG20J、4D9型マジェスティのVベルト交換後に初期化作業をされていますでしょうか?
ヤマハ・チップ・コントロールド・オートマチック・トランスミッション(YCC−AT)では、プライマリーシーブ(回す側のプーリー)にはウェイトローラーがなく、モーターで制御しています。
そのためVベルト交換の際には、その都度プライマリーシーブの原点出しを行う必要があります。
エラーコード74 が表示
Vベルト交換後の初期化作業をしなかった場合、このエラーコード74が表示されます。
プライマリーシーブの原点出しに対する初期化方法です。
エラーコード74が発生した場合には、参考にしてください。ECUの基準確認のようなものです。
プライマリーシーブの原点出しに対する初期化方法になります。プーリーのないモーター制御方式の原点出しです。Vベルト交換の際には以下の作業が必須になります。
1.イグニッションoffの状態にします。
2.「セレクト」と「リセット」を押しながら、メインスイッチONを押したまま、起動開始後2、3秒後にメーターにdiagが表示されます。
3.「セレクト」「リセット」を用い、78を選択しキルスイッチONにして下さい。
プライマリーシーブ(回す側のプーリー)にはウェイトローラーがなく、モーターで制御しています。
エラーコード73 プライマリーシーブポジションセンサーの断線又はショート
プライマリーシーブポジションセンサーの断線又はショートです。
エラーコード73の補足事項になります。
通常は下記の項目クリアで、MODEとASSISTの点滅が消えます。
導通は、カプラのピン、接続シーブ位置が規定値内でしょうか?
1.diAGを起動し、診断コード71に合わせます。
2.YCC-ATの3つのギアの内、左下のセンサーにつながるギアを回し、規定値に合わせる。(0.4−2.5内)
3.ギアのカバーを閉じて下さい。
4.diAG78で、シーブの原点の初期化行ってください。
6.メインスイッチをオフにしてdiAGを閉じて下さい。
7.再度、メインスイッチをオンにします。
エラーコードについていくつか記載しています。参考にしてください。
4D9型ヤマハマジェスティ エラーコード