Prestige Confidenceをデザインコンセプトに
2016年の登場から約5年、幾つかの機能追加とスタイリッシュな外観を備え待望のフルモデルチェンジ。
NMAXは、TMAXやXMAXなどの「MAXシリーズ」のDNAを受け継ぎ末弟にあたるモデルとなっています。
新しいNMAXは、Prestige Confidenceをデザインコンセプトに掲げ、先代までのスタイリングを継承しつつ、快適性・信頼性を具現化し、よりスタイリッシュになりました。
マットシルバーのベゼルによってセパレートされた、上下二分割方式のヘッドライトは、Lo側4灯・Hi側2灯となっています。さらにスマートキーへとグレードアップし、インナーポケットにはアクセサリーソケットが備わり、グローブボックスも追加されています。
今回はそんなNMAXについて調べてみようと思います。
2眼6灯LEDヘッドランプ
精悍でありながら、深みを見せる2眼6灯LEDヘッドランプは、MAX シリーズであることを強調しながらも、独自のスタイリッシュさで個性をアピールしています。
ロービームで上側4灯、ハイビームで下側2が点灯します。
MAX PERFORMANCE
フルモデルチェンジしたNMAXは、前後独立のABSを備えたディスクブレーキと新デザインの軽量アルミホイールを装備。
前後ディスクブレーキにはφ230mm の大径ディスクを採用し、制動力とコントロール性を高い次元で両立しています。
トラクションコントロールシステムを採用し、始動時の「キュルキュル」音がない静かなエンジン始動を支える技術「Smart Motor Generator system」や、アイドリングストップシステムも兼ね備え、燃料消費の効率化に貢献しています。
PCXとよく比較対象になりますが、新しい個性を所有するという喜びや、誇りたいデザインがNMAXにはあるかもしれません。
Yamaha Motorcycle Connect
125CCクラスで、ここまで利便性が進化するの?というのが個人的な感想です。
新しいNMAXは、「Yamaha Motorcycle Connect」というアプリの活用により、スマートフォンでの車両状況を確認する事ができます。
NMAXにはCCU(Communication Control Unit)が搭載され、スマートフォンによるメーター表示機能の拡張や、メンテナンスタイミングも教えてくれます。
1:SNS/E-mail 2:アプリコネクティングステータス 3:時計の自動調整
4:通話着信 5:スマートフォンバッテリーステータス
エンジンオイルやバッテリーの状態、燃費それに最終の駐車位置も表示してくれます。メンテナンスの通知もあり、NMAXでバイクライフが変わるかもしれません。
アプリ Y-Connect Yamaha Motorcycle Connect ヤマハ発動機
フューエルリッドのロック解除も可能
遂にNMAXにもスマートキーシステムがエントリーされます。
スマートキーをポケットなどに入れて近づくだけで、車両がライダーの存在を検知し、キーを差し込む必要もなくメインスイッチの操作ができます。
また、ハンドルロック解除、シートロック解除、フューエルリッドのロック解除も可能となっています。
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フロントトランクの利便性が充実
フロントトランクの左側の小物入れには、600mLのペットボトルが収納可能な小物入れと、便利な12VのDCジャックを備えらています。
また右側には、リッド付きの収納BOXが装備されています。
視認性に配慮した LED テール
評価できるポイントの1つでないでしょうか。LED導光帯がアクセントとなり、視認性に配慮したLED テール/ストップランプは、洗練された存在感を発揮します。
リアサスペンションは従来モデルからバネレートが変更され、2段階のイニシャル調整機能が新たに追加されました。安定した減衰力と優れたクッション性を両立されています。
フルモデルチェンジした「NMAX」の発売は6月28日。既にYouTubeでは、そのインプレッションが報告されているようですね。