通勤快速以上!
懐かしい響きですが、低速域での力強いトルクと高回転での伸びやかなパワーは通勤の足として言うことなしです。
ビッグスクーターに比べ、加速や小回りなど取り回しの良さはバツグン。
購入してから実走行距離も3000kmを超え、ヤマハのメンテナンスノートにそってオイル交換について記載してみようと思います。
ヤマハのメンテナンスでは
エンジンオイル交換時期
初回 :1ヶ月点検時または1000km走行時
2回目 :6000km時
3回目以降:6000km走行ごと、または1年ごとと
記載があります。
メーカー推奨オイル粘度:10W-40
NMAXには、0.9Lのオイルを注入します。
ちなみにヤマハ(YAMAHA) 二輪車用エンジンオイル ヤマルーブ スポーツ オイル MA2 10W-40 4サイクル用 4L 90793-32416 を用いています。
2つ目はストレーナーボルト
エンジンの真下にあります19ミリのストレーナーボルト。手順としては上記のドレンボルトでオイルを排出してから、このストレーナーボルトを緩めます。
ストレーナーボルトボルトが外れると
フィルターとバネが出てきます。不純物があれば、エアーなどで除去しましょう。クリーニング終了後は、きちんと閉め忘れのないように。
19ミリのストレーナーボルト締付トルク 30N・m
オイルレベルゲージの場所を確認
すべてのオイル排出後、上記2か所(ドレンボルトとストレーナーボルト)のボルトがしっかり締まっているか確認します。
確認後、このオイルレベルゲージを外し0.9Lのエンジンオイルを注入します。
オイルレベルゲージ
グレーのオイルレベルゲージを左に(反時計回り)に回すと外れます。
0.9Lのエンジンオイルを注入します。
粘性のあるオイルなので、こぼさないように。
注入後の確認作業
注入後にオイルレベルゲージをきっちりと締めます。
オイル交換後の手順
1.平坦な場所でのアイドリング、2〜3分後にエンジンを切ります。
2.メイン(センタースタンド)を設置し、2〜3分後のオイル安定後にオイルレベルゲージを外します。熱いので注意してください。
3.一度先端を拭き、再度差し込みます。(ねじ込みません)
4.もう一度抜き、オイルレベルゲージの先端に付着のオイル量を見ましょう。
イラストのBフルレベル、Cロウレベルにあれば適量です。
エンジンオイルトリップメーターとは?
オイルの交換手順はどうでしたか?
作業自体はそれほど難しくはないと思います。
排出されたオイルは、固めるテンプル的な材料も市販されていますので是非利用してみてください。
無事にオイル交換も完了ですが、最後にもう一つ確認作業があります。メーターパネル上のオイル交換時期の設定です。これは設定された走行距離の経過後にOIL交換の表示をするものです。(交換時期の目安となります)
設定内容はこうなっています。
エンジンオイルトリップメーター
1.初回は、1000km走行時にセットされています。
2.2回目はリセット後5000km走行時。
3.以降はリセット後6000km走行後にエンジンオイル交換表示(OIL)が点滅されます。
エンジンオイル交換の交換後は、エンジンオイルトリップメーターとエンジンオイル交換表示(OIL)をリセットしましょう。
オイル交換に関するメンテナンス作業も、これで終了です。
リセット方法
1.エンジンオイルトリップメーターを表示させます。
2.(RESET)ボタンを1秒押し、(OIL)とエンジンオイルトリップメーターを点滅させます。
3.さらに(RESET)ボタンを3秒押します。
4.するとエンジンオイルトリップメーターとエンジンオイル交換表示(OIL)がリセットされます。
定期的にメンテナンスを
NMAXを所有する上で、重要なオイルメンテナンス。新しいオイルに交換することでスムーズな吹き出しや加速フィールを感じることが出来るでしょう。
そのためには、定期的なオイルレベルゲージでのチェックも欠かせません。
オイル残量の少なさが見られるようであれば、継ぎ足しにて適正量まで補充をしましょう。