2020年6月4代目登場
トヨタの代表的SUVである「ハリアー」。
1997年に初代がデビューし、2代目、3代目、そして遂に2020年6月に最新モデルとなる4代目が発売されました。
ハリアーといえば、高級SUVでありながら流麗でスタンスの良いプロポーションという初代からのスタンスは変わっていません。
何よりも驚いたのは、発売1年で9万9954台というほぼ10万台に近い販売台数でしょう。
すべてのトヨタ販売店で購入が可能な新型ハリアーは、実際に大人気のRAV4よりも売れており、正直を言えば価格差も近いものがあります。
RAV4
RAV4の購入検討者が価格帯から考え、どうせなら高級なハリアーへという現状もあるようです。
今回は、4代目の売れすぎハリアーについて調べてみようと思います。
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細く、鋭く、横一文字に光るテールランプ
新型ハリアーの評価の1つに、リアまわりのエクステリア処理の良さがあげられるでしょう。細く、鋭く、横一文字に光るテールランプとストップランプが圧倒的な存在感を醸し出しています。
そう、微妙なデザインですが、少なからずポルシェ911、ポルシェ カイエンのリアテールを彷彿させるようなリアライトバーが、印象的ですね。
ポルシェ911の特徴の1つが、この1本の赤いライトバー。
最近はレクサスUX、新型のISも驚くほど細い横基調となっています。
2022年1月現在も納車待ち状況
世界的な半導体不足などの影響もあり、大人気のハリアーの納車待ちの状況は変わっていないようです。洗練されたリアビューですが、残念な点がこのウインカーの位置です。
後続車からの視点の低さや(見えずらい)、小さなウインカーと設置された位置が不満といったコメントがあるようです。評価が別れる点でしょう。
トヨタの開発者によれば、テールランプのシャープなラインの強調から薄型にしたことで、ウィンカーユニットはあえて別体にしたそうです。
鷹の一種「チュウヒ」(Harrier)
1997年12月に初代ハリアーがデビューして以来、3代にわたりフロントグリルにおさめられてきた鷹マーク。
正式には、鷹の一種「チュウヒ」(Harrier)をモチーフにされています。
歴代のフロントグリル
3世代20年以上続いた誇らしげなハリアーのシンボル、鷹のエンブレムが、4代目からはトヨタマークにあっさりと変更されています。
外見からは姿を消しましたが、室内のドアパネル(レザー部分)にはきっちりと鷹マークが確認できますね。
トヨタのGA-Kプラットフォームを採用する新型Venza
画像は北米市場と中国でも販売中のVenza(ヴェンザ)。正しく4代目のハリアーですね。
世界戦略車として、鷹マークから世界共通のトヨタマークへと変更された要因かもしれません。
トヨタのGA-Kプラットフォームを採用する新型Venza。高効率の直列4気筒DOHC 2.5リッターエンジンに、3つのモーターを組み合わせたハイブリッドパワートレーンの4WDモデルとなっています。
前後輪のトルク配分はフロント100:リア0からフロント20:リア80まで。
システムの最高出力は219HP、走行モードは「NORMAL」「ECO」「SPORT」に加え、低速時にモーターのみで走行可能な「EVモード」も用意されています。
2022年秋のMCもしくは改良予定?
ハリアーの契約者の方には既に、現行モデルの工場生産終了が2022/8/末と連絡があったようです。
2022年秋頃のMCもしくは改良を予定しているという内容ですが、契約・納車待ちと重なり判断も難しい所でしょう。