韓国籍だったみやぞん。本名は?

韓国籍だったみやぞん。本名は?

韓国籍だったみやぞん。本名は?

韓国籍だったことを告白
 みやぞんさんは、あらぽんさんとともに漫才コンビ「ANZEN漫才」を結成し、愛嬌のある笑顔と特徴的な髪型で一躍人気者に。

 

 2015年に放送されたバラエティ番組『有田チルドレン(TBS系)』に出演して、突然韓国人だったことをカミングアウトし多くの人々を驚かせました。

 

 彼は韓国籍だったことは告白しましたが、韓国名については明かしていませんでした。

 しかし、官報には、東京都足立区に住む「金大耕」として、昭和60年4月25日に生まれたと記載されています。

 

 彼が元々の本名である「金大耕」から、現在は帰化して「宮園大耕」という名前に変更されているようです。。

 

 日本人と思って育ってきたのに、実は在日韓国人だったという事実を知ったみやぞんさんの心情はどうだったのでしょうか。今回はみやぞんさんについて調べてみようと思います。


母親が韓国人、みやぞんの生い立ちや家族について

みやぞんさん自身が隠し子
 2017年12月に放送されたバラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした(フジテレビ系)』で、みやぞんさんのお母さんが登場し、その複雑な生い立ちが明らかにされました。

 

 みやぞんさんは母子家庭で育ったと言われていますが、2016年4月13日放送の『本能Z』で、みやぞんさん自身が隠し子であることを告白しました。

 

 みやぞんさんのお母さんのお名前は春奈さんで、70代前半とのことですが、見た目からはパワフルな印象を受けます。隠し子ということなので、お母さんは2度の離婚を経て、3度目の結婚はせず、未婚のままみやぞんさんを育ててきたようです。

 

 春奈さんは「何度も騙された」とおっしゃっており、若い頃には美しい方だったのか、悪い男に騙されて子供を産んでは逃げられてきたのかもしれません。

 

 みやぞんさんは5人兄弟の末っ子で、兄弟は長男、次男、三男、四男と父親が異なっていて、みやぞんさんもまた別の父親から生まれたと明らかに。

 

母親・春奈さんとA男の間に長女と次女が生まれる。
↓離婚
母親・春奈さんとB男の間に三女と四女が生まれる。
↓離婚
母親・春奈さんと”お兄ちゃん”の間にみやぞんさんが生まれる。
↓離婚
母親・春奈さんはシングルマザーになる


足立区にはコリアタウンが

在日の方が多いコリアンタウン 
 みやぞんさんの出身地は東京都足立区。面積では東京第3位ですが、その足立区内には特に在日の方が多く住んでいる地域があるようです。

 

 、在日の方が多い地域はコリアンタウンと呼ばれ、韓国・朝鮮系の人たちが多く集まり、2020年現在では東京23区内において、新宿区に次いで2番目に多くなっています。

 

 関原・本木・西新井一帯には、荒川放水路の建設労働者の食事場所から始まった朝鮮人の集落が存在し、特に西新井は三河島に次いで日本統治時代の朝鮮からの移住者が多かったようです。

 

 かつて部落を形成していた方々も、日本の方々と融合して、世代を重ねて帰化されおり、今ではほとんど区別がつかないほどです。


みやぞんの実父は慕っていた近所のお兄ちゃん?

お兄ちゃんがまさかの実父
 みやぞんさんは幼少期からよく実家に遊びに来ていた”お兄ちゃん”を慕っていましたが、小学校5年生の頃からお兄ちゃんに連れられてボクシングジムに通っていました。

 

 ボクシングジムに通い始めたきっかけは、たまたまサンドバッグで遊んでいたみやぞんさんを見かけた元チャンピオンのジムの社長から声をかけられたためでした。

 

 中学校時代にはゲームセンターのパンチングマシーンで216kg(自身最高は223kg)を出したということから、みやぞんの天性の膂力は凄まじいものがあったようです。

 

 ジムの社長はみやぞんさんのパンチ力なら世界を狙えると思ってスカウトしたのかもしれませんが、ボクシングは中学3年生で辞めており、好きだったテニスと野球をしています。

 

 お兄ちゃんと一緒にボクシングジムに通っていたみやぞんさんは、ある日少し年上の少年とスパーリングをした際にボコボコにしてしまいましたが、お兄ちゃんから「腹違いの兄」だと衝撃的な事実を告げられてしまいます。

 

 慕っていた”お兄ちゃん”がまさかの実父だったことを知ったみやぞんさんですが、この”お兄ちゃん”が”金本”という通名を使っていた在日韓国人だったようです。


実家は極貧生活だった

六畳一間に家族6人で
 みやぞんさんは、六畳一間に家族6人でお住まいだったそうです。カレーライスの具はジャガイモとタマネギだけで、しかもルーはとても水っぽいカレーだったそうです。

 

 さらに、誕生日のお祝いのご飯は、たっぷりのほうれん草だけ。高校時代の野球部の試合でお母さんが用意してくれた弁当も二段重ねで、上段はごはん、下段はトマトだけだったそうです。

 

 春奈さんはお母さんとしてとてもパワフルな女性で、女手ひとつで5人の子供を育て上げました。

 

 スナック経営をしていたとも言われています。バラエティ番組『とんねるずのみなさんのおかげでした』に春奈さんが出演した際には、韓国焼肉屋のようなお店でロケが行われたため、ネット上では「みやぞんの実家は焼肉屋」という噂が広まりましたが、実際のロケ地は近所の焼肉屋さんだったようです。

 

 みやぞんさんは芸能人として成功してからも、楽屋で余ったお弁当を実家の家族のために持ち帰ることがあるそうですね。


みやぞんが在日韓国人だと気づいたきっかけ

高校生時代の免許取得の時に
 みやぞんさんが自身の出自が韓国であり、在日韓国人だと知ったのは高校生時代の免許取得の時に、外国人が必要な書類が足りなかったことがきっかけのようです。

 

 みやぞんが免許を取りに鮫洲の試験場へ友人達と一緒に行きますが、書類の提出時に係員の人から「君だけ書類が足りないよ」と言われたそうです。

 

 「みんなでそろえたんだけど。」と言うと「いや、君だけ書類が足りない」と言われ、「何がたりないんですか?」と聞くと、「外国人登録証明書」と言われたのです。

 

 ここで自分が韓国人であることが分かったそうです。このエピソードから、みやぞんが自身の国籍を知ったのは高校生とみていいでしょう。