AMG SL63 S Eパフォーマンスとは？

史上最強のSLとして注目
　メルセデス・ベンツの高性能車部門、メルセデスAMGが2023年12月に新型「SLクラス」に高性能モデル「SL63 SE PERFORMANCE（SL63 SEパフォーマンス）」を発表しました。

　このモデルは816馬力という史上最強のSLとして注目されています。

 

　V型8気筒DOHCツインターボにモーターを組み合わせたパワーユニットは、システム最高出力600kW（816ps）、システム最大トルク1080-1420Nmを誇ります。

　また、0→100km/h加速はわずか2.9秒で、最高速は317km/hに達します。

 

　AMG SL63 SEパフォーマンスについて調べてみようと思います。

フォーミュラ1ハイブリッドレーシングカーで培った技術が採用
　動方式はAMGのパフォーマンス志向を示す連続トルク可変配分式4WDシステム「4マティック＋」です。

 

　後輪のスリップが検知されると、電気モーターの駆動力が前輪に伝達される制御も行われます。

　さらに、一体設計された電子制御のリアLSDは、走行状況に合わせて左右の後輪に最適なトルクを配分します。

 

　このモデルはプラグインハイブリッド（PHEV）となっており、リチウムイオンバッテリーにはメルセデスAMG ペトロナスF1チームのフォーミュラ1ハイブリッドレーシングカーで培った技術が採用されています。

　バッテリーの容量は6.1kWhで、およそ13kmのEV走行が可能です。搭載されるトランスミッションはAMGスピードシフトMCT9G（9速AT）で、駆動方式はAMGパフォーマンス4MATIC＋（4WD）となります。

1954年に初代が「SL」誕生
　SLの歴史は古く、公道走行できるレーシングスポーツカーとして初代SLは誕生。

 

　1952年に発表された「300SL（W194型）」はその年のル・マン24時間耐久レースでワンツーフィニッシュを果たすなど輝かしい成績を収めました。

　1954年に初代が「SL」誕生して以来、オープンスポーツカーの最高峰に位置づけられてきた伝説のモデル。オープンスポーツカーの代表として、メルセデス・ベンツの「SL」は常に注目を集めてきました。

 

　その軽量でスポーティなデザインは、スポーツカーファンの間で高い評価を受けています。また、SLの歴史は古く、初代の登場から始まり、それ以降も常に最新のテクノロジーを取り入れながら進化を続けています。


　SLはオープンスポーツカーの象徴としての地位を築きながら、環境面でも常に進化を続けていることが伺えます。これからもSLはスポーツカーの最高峰として、さらなる成長と進化を遂げていくでしょう。

●全長×全幅×全高：4705×1915×1365mm
●ホイールベース：2700mm
●エンジン：V型8気筒DOHCツインターボ縦置＋モーター
●総排気量：3982cc
●エンジン最高出力：450kW（612ps）／5500-6500rpm

●エンジン最大トルク：850Nm／2500-4500rpm
●モーター最高出力：150kW（204ps）
●モーター最大トルク：320Nm
●システム最高出力：600kW（816ps）
●システム最大トルク：1080-1420Nm

●EV走行可能距離：13km
●バッテリー容量：6.1kWh
●トランスミッション：9速AT
●駆動方式：4WD
●0→100km／h加速：2.9秒
●最高速：317km／h
※EU準拠

軽量なZフォールドにより
　新型SLは７代目モデルで、以前のメタルバリオルーフに取って代わり、電動ソフトトップを導入することで21キログラムの軽量化が実現されました。

 

　低重心化され、運転ダイナミクスとハンドリングにプラスの影響をもたらしています。

 

　また、コンパクトで軽量なZフォールドにより、従来のソフトトップカバーが不要になりました。

世界のレアアイテムがここに
　日本国内では、なかなか入手しにくいレアアイテムです。世界のAMGモデルがここにあります。

 

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