市議に辞職勧告決議案が可決
元タレントのおかもとまりさん(33)が11日、YouTubeチャンネル「令和の虎CHANNEL」に出演し、埼玉・志木市議会議員の与儀大介氏(32)と結婚することを発表しました。
お二人は婿入りの形で、与儀氏が岡本姓になるそうです。しかし、再婚相手である埼玉県志木市の市議会議員は、結婚発表当日に辞職勧告決議を受ける事態となりました。
議会での欠席が相次いでおり、市民からは「けしからん」との厳しい声が上がっています。
資料によると、与儀市議は今年9月に本会議を欠席していたそうですが、回復次第出席する旨を申し出ていましたが、実際には出席しなかったようです。
先月は全議員が参加する予定の協議会に欠席し、タイでゴルフを楽しんでいる姿をSNSに投稿していました。
また、結婚を発表する5日前の6日には委員会を無断で欠席していることもありました。今回は与儀大介氏について調べてみようと思います。
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議会で「医療用大麻」の必要性を力説
2023年9月、本会議を欠席し「腹痛のため回復したら出席する」という内容の申し出がありましたが、出席せず。
さら11月はすべての議員が集まる協議会が開かれましたがこちらも欠席し、なんとタイでゴルフをしている様子をSNSに投稿しています。
結婚を発表する5日前の12月6日にも、委員会を無断欠席しています。
2023年6月には、「大麻は海外では合法化に踏み切っている国が年々増えているし、今後もさらに増えていくことが明白。医療用途としても認められ、日本でも治験が開始されている」と議会において「医療用大麻」の必要性を力説していました。
与儀大介氏のXには、次のように投稿しています。
「マリファナ吸ってる時のおれです」
「来月からタイで大麻事業始めるので大麻議員として発信活動頑張りたい」
海外での大麻の使用について、現在の日本の法律では裁かれることはありませんが、議会はこのような発信に懸念を抱いています。
「所轄の朝霞警察署も大きな関心を寄せています」と説明し、与儀氏には議員辞職を求めています。
辞職勧告は“狙い通り”と話す
また12日の議会後について、与儀市議はこう述べています。
「地方議会の存在意義とか、存在価値そのものに疑問を呈しているので。(辞職勧告は)出してもらうべくして出してもらった」と。
辞職勧告決議案に法的拘束力はありませんが、賛成した市議からは次のような声が聞かれました。
安藤圭介市議:「(市議としての)実績はない。実績と言えば“欠席”」
岩下隆市議:「政治家としての倫理をちゃんと考えてもらわないと、どんどんまねする人も出てきてしまう」
志木市民からは、「けしからんですよ。そういう人はすぐ辞めた方がいいと思う。税金使って、市民の代表なんでしょ。模範を示してもらわないとね」という声が上がっています。
与儀氏は2020年4月の市議選で初当選。定数14に対して立候補者も14人であり、無投票で当選となります。志木市議の報酬は月35万7000円に期末手当が加わり、年間600万円程のようです。
議員勧告決議に法的拘束力は無い
辞職勧告決議は地方自治法に規定されていない。「この人物は議員にふさわしくない」と議会としての意思を明確にするためのもので、法的な拘束力がありません。住民が地方議会で議員の辞職を求める場合は、「リコール」で訴えるしかありません。住民投票を経てリコールが成立すれば議員は失職します。
世界一周の旅へ
与儀大介氏は沖縄県立北中城高等学校を卒業し、20歳の頃に語学留学でフィジー共和国へ半年行き、その後1年ほどオーストラリアにワーキングホリデーに行きます。
故ryuchellさん北中城高校卒業生29期生
ワーキングホリデー終了後、さらに世界一周の旅へ出発します。
海外旅行から帰国後、東京のコールセンターでアルバイト生活を始めます。程なく起業しコールセンター会社を設立し。2018年6月には歌舞伎町にBARを開店し、その他にも男性の脱毛サロンを開業します。
2020年4月の市議選で初当選し志木市議員に就任し、現在に至る。
名前:与儀大介
本名:岡本大介(おかもとまりさんの婿養子に)
生年月日:1991年4月30日
年齢:32歳
出身地:沖縄県中頭郡北中城村和仁屋
職業:会社経営・志木市議員
2015年4月妊娠・結婚を発表
「かわいすぎる女芸人」としてグラビアにも挑戦するなど、活躍していたが、2015年4月に突然、音楽プロデューサーの菅原直洋ことnao氏と結婚し、第1子を妊娠したことも同時に発表に。
nao氏には前妻との連れ子がいたので、彼女は一転して2児の母親となった。8月22日には男児を無事に出産したが、結婚生活も芸能生活も、3年後に突然終わりを迎えることになった。
2018年にnao氏と離婚し、同時に芸能活動の引退も発表します。
しかし、離婚と同時に彼女のメンタルは不調に陥り、自殺を図った等の報道がなされます。
結果的に彼女は精神科病棟に3カ月間措置入院をすることになります。その後は、彼女はシングルマザーとして女手一つで子育てをしながら、入院経験を生かしたメンタルケアに関する講演や、シングルマザーとしての情報発信をおこなっています。
おかもとさんの献身的な努力が
おかもとさんは、naoさんと結婚後、"長男の祖母"としても扱われているため、naoさんの亡くなった前妻・asさんの母親とも良好な関係を維持しようと努力します。
実際に、前妻のお墓参りや前妻の母親と長男の定期的な面会、通常はしない前妻の遺品整理まで行ないます。
長男の母親として、本当の家族として成り立てるよう頑張ろうとしていたのですが、ある事件が発端となり、前妻の母親との関係が少しずつ崩れてしまいました。
前妻の母親は、信仰しているキリスト教系の新興宗教が主催するミサに長男を参加させることを依頼しました。しかし、おかもとさんの出産後の体調などを考慮し、ミサへの参加は見合わせるようnaoさんは返答し、前妻の母親も了承しました。
前妻の母親が更新しているブログには、「残念ながらミサには、長男の参加は許されませんでした。いつかミサで会える日を願っています...」とコメントします。
しかし、この様子をネットのアンチたちが発見し、おかもとさんが一方的に悪い存在であるかのようにスクリーンショットが掲示板に貼られてしまうのです。
ここからすぐにネット上で"おかもと叩き"が開始されるのです。また親の喧嘩を子供たちに見せたくないとして子供をnaoの母親に預けるも、naoの母親は前妻の母親に子供を連れていってしまう事も重なります。おかもとさんはこの1週間後に引退を発表しています。
医療大麻事業を退くことに
志木市議会議員の与儀大介氏はXの中で以下のように報告しています。
大麻好きではないかと思われるかもしれませんが、私は議員の立場から物議を醸すこともあるという理由で始めた医療大麻事業ですが、何を言っても「大麻議員」と言われてしまうため、家族を思いやって退くことに決めました。実際に、大麻治療は選択肢として考慮されるべきですが、厚生労働省が覚醒剤やシンナーと同等に扱っていることに違和感を感じました。
タイの医療大麻事業は、わかりやすく言えば「大麻ショップ」と言えるものであり、タイの大麻治療専門医が治療をメインに行う事業っです。