ウォルト・ディズニーWalt Disneyとは?

ウォルト・ディズニーWalt Disneyとは?

ウォルト・ディズニーWalt Disneyとは?

ミッキーマウスの生みの親
 世界中の人々に夢と希望を与え、永遠に愛されているミッキーマウスの生みの親、ウォルト・ディズニー。

 

 アメリカのアニメーションにおける草分け的存在でもあり、いくつかの新しいカートゥーン制作手法を導入したことで知られています。

 

 映画のプロデューサーとしても、アカデミー賞の個人最多受賞の記録を持っており、実に59回のノミネーション及び22回の受賞の受賞歴があります。

 世界中の子供達に多大なる影響を与えた人物として知られ、幾度もの挫折を経験し、尽きることのない創造力を糧に巨大企業を築いたウォルト・ディズニー氏について調べてみようと思います。


父イライアス・ディズニーと母フローラ・コールの四男として

とても貧しく厳しい生活
 ウォルト・ディズニーは1901年12月5日、父イライアス・ディズニーと母フローラ・コールの四男としてアメリカ・イリノイ州シカゴで生まれました。

 

 父親のイライアス・ディズニーは、アメリカ最大規模の貨物鉄道を運営するユニオン・パシフィック鉄道の鉄道員であり、母親のフローラ・コールは教師をしていました。

 

 ウォルトの父親は、鉄道員でありながら農業や様々な事業に手を出すも失敗ばかり。その影響からアメリカ各地を転々し、ウォルトの幼少期は転居を何回も繰り返します。

 その過程で、動物や自然と触れ合うことも数多くあり、後のディズニーのキャラクターにもつながっていくのです。

 

 また、幼いウォルト氏は新聞配達も行っていました。日々の疲れもあり、学校の成績も芳しくありませんでした。

 

 しかし漫画に対する興味や好奇心、また幼少の頃から絵を描くのが得意で、将来は漫画家になろうと思い始めていたようです。


世界初のディズニーランド

ロイと共に「ディズニー・ブラザーズ」を設立
 ウォルト・ディズニーは1919年、銀行に勤務していた兄のロイを頼ってカンザスシティーに移り住みます。新聞で漫画を描く仕事を探しますが思うようにいきませんでした。

 

 実はこの時に、相棒となるイラストレーター、アブ・アイワークス(ディズニー創業期のアニメーターで、ミッキーマウスを共につくり上げた)と出会うのです。

 

 アイワークスと共に、「ミッキーマウス」「シリーシンフォニー」といったアニメーション作品を手掛けますが、十分な収益を上げることができませんでした。

 

 その後、ロイと一緒にディズニー・ブラザース・カートゥーン・スタジオ(Disney Brothers Cartoon Studio)を設立します。カンザスシティー時代にやっていた短編アニメーションづくりに再び乗り出します。

 これが「ディズニー」の実質的な設立と言われています。

 

 1955年に「地球上で一番ハッピーな場所」というキャッチコピーを掲げ、ディズニー作品を取り扱った世界最大のテーマパーク「ディズニーランド」をカリフォルニア州アナハイムにオープン。その後、フロリダ州、東京、パリなどにも作られ、2016年には、中国本土に上海ディズニーランドがオープンしています。


ウォルト・ディズニーの名言・格言

Walt Disney
 ウォルト・ディズニー氏の英語の名言はいくつかありますが、代表的な物を紹介してみようと思います。

 

Disneyland will never be completed. It will continue to grow as long as there is imagination left in the world.
 ディズニーランドが完成することはない。世の中に想像力がある限り進化し続けるだろう。

 

All our dreams can come true, if we have the courage to pursue them. I only hope that we don’t lose sight of one thing ? that it was all started by a mouse.
 夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。いつだって忘れないでほしい。すべて一匹のねずみから始まったということを。

 

The past can hurt. But the way I see it, you can either run from it, or learn from it.
 過去の出来事に傷つけられることもあるだろう。でも私が思うに、そこから逃げ出すことも出来るが、そこから学ぶことも出来る。

 

All you’ve got to do is own up to your ignorance honestly, and you’ll find people who are eager to fill your head with information.
 正直に自分の無知を認めることが大切だ。そうすれば、必ず熱心に教えてくれる人が現れる。

 数多くの名言から抜粋したものです。どうでしょう、時を重ねても色あせることもなく、人々に新たな力を導いてくれそうな言葉の重みがあるのではないでしょうか。